2022-01-01から1年間の記事一覧

2022年 掲載情報

※2021年末をもって塔短歌会を退会いたしました。 ※コロナ禍の影響なのか、言葉が出なくなってしまい、今年はあまり原稿などは書かない(書けない)と思います。 2022年 11月 ・座談会「八雁の十年を振り返る」/八雁創刊十周年記念特集 花山 周子・角田 純・…

夢1

茂吉の夢を見た。こたつのようなところで食事をしている。わたしの向かいに茂吉がいる。向かいといっても私の側には三人、両側にも二人ずつはいて、小さいこたつに八人がぎゅうぎゅうに座っている。茂吉の左側に座っている少し年輩の女性がハムカツを食べて…

文学フリマ東京(11/20)のお知らせ②

「き-06」のブースで、 サークル〈たらちねmama〉8名による「近所」vol.2(500円)も発売されます!vol.1同様、いちごつみや付句など色々載せているそうです。わたしもまだ読んでないので、楽しみです!

11/20(日)文学フリマ東京 「外出」八号販売のお知らせ

来週の日曜日、文学フリマ東京にて「外出」八号を販売いたします。 日時:11月20日(日) 場所:東京流通センター ブース か-54(第二展示場Eホール) ※これまで短詩系ブースは第一展示場だったのですが、今回は第二展示場になります。 ~~~~~~~~~~…

山木礼子の歌1/山木礼子歌集『太陽の横』について

先日の批評会で自分が話そうとしたことがうまく説明できていなかった気がするので、自分のための整理を兼ねて、補足しながらここに書いておこうと思います。 この歌集でいくつか先に大事な特徴をあげておくと、ひとつには記憶される歌がいくつもあること――こ…

5/29(日)文学フリマ東京 「外出」七号販売のお知らせ

今週の日曜日の文学フリマ東京にて「外出」七号を販売いたします。 日時:5月29日(日)12時~17時 場所:東京流通センター タ-17 目次 作品ニ十首 タイムラプス 内山晶太 作品ニ十首 SNS 平岡直子 作品三十首 神童 染野太朗 作品六十三首 鉱脈 二〇二二年二…

山木礼子歌集『太陽の横』批評会のお知らせ/6月19日14時~

山木礼子歌集『太陽の横』の批評会にパネリストとして参加させていただきます。 Zoomではありますが、久しぶりの批評会でとても楽しみです。 それにZoomなのでどなたでも参加できます。 会費も無料のようですので、ご都合つきましたらぜひ。 ---------------…

谷川由里子『SOUR MASH』1/スペアの話

20代の頃だったと思う。電車のドアにもたれて谷川由里子さんとしゃべっていた。 「それ、ずっと気になってたんだけど」と谷川さんが言った。 わたしの手首にはそのとき黒や茶色のゴムが5本くらいはまっていた。 髪を結ぶゴムをすぐなくすので、手首に常備し…

阿木津英の歌1 水しぶき寒く路面をあらふ見ゆ巷(まち)の曇りにホースを曳きて

「八雁」を読み返していて、この歌についての合評がとてもおもしろかった。 大辻 ホースの口から水しぶきが噴き出し道の泥を洗い流している。普通なら「ホースが→水を吹く」というのが普通だろう。主語は通常はホースである。が、この歌では水しぶきがホース…